乾きやすいリネン
乾きやすさの秘密は、繊維の構造と「ペクチン」
湿った夏場でも、干してから数時間であっという間に乾くリネン。
その秘密は繊維のカタチ にあります。リネンの繊維は円筒状をしており、中は中空でいくつもの穴や亀裂があり、それが鎖のように連鎖して繋がった構造になっています。この至る所にある隙間が、水分を急速に吸い込んでいきます。
また、繊維の表面はペクチン という撥水性の物質でコーティングされています。この性質によって、繊維そのものの内部まで水や汚れが浸透するのを防いでいます。
結果として、このような性質によって、水分をとてもよく吸い込みながらも乾きやすく、汚れもよく落ちて、リネンの表面はさらっとしたままなのです。
※ペクチン は熱に弱く、高温に触れると落ちてしまいます。長く快適に使い続けるためにも、洗濯の際には熱湯は使わずぬるま湯で、アイロンも中温程度に設定してあてるのをお薦めします。
吸いやすく、乾きやすい
水分をよく吸収し、また乾きやすいリネン。じめじめとした夏場や梅雨時でも早く乾き、それゆえイヤなにおいも残らず、清潔です。
吸水性、吸湿性が高いため、水をよく使う台所回り、お風呂回りと相性が良く、キッチンタオルやバスタオルとしてとても重宝します。濡れても数時間で乾くので、食事時や入浴時に毎回使えます。
寝ている時に身体から発散される汗などの水分もよく吸い取り、防菌、防カビ性にも優れているため、衛生的な環境を必要とするホテルや病院などで寝具のカバーとしても広く用いられています。
同じ理由から、衣服の素材にも適しています。汗で濡れた生地が皮膚に張り付く不快感が無いので、リネンで作られた下着やシャツには清涼感があります。
